【ネタバレ】鬼滅の刃感想 第46話 お館様

前回の引きはその姿を見せた鬼殺隊・お館様に対して驚きの表情を見せる炭治郎!
――まさかの見知った顔だったのでしょうか? その正体はいかに……と、次回(今回)が待ち遠しかったのですが、あっさり堂々と表紙にその姿を見せたのでした(^_^;)
「お早う皆(みんな)」 「今日はとてもいい天気だね」
「空は 青いのかな?」
童女二人に手を引かれそのセリフからも、どうも盲目のようですね。

これまで“お館様”は、後ろ姿や顔の下半分までの様子は見せていたのですが、真正面からの登場は今回がお初となりました。炭治郎が驚いた表情を見せたのは、ふつうに「異質な外見だった」からということのようです。もっとも炭治郎自身を含め、顔に傷がある人物は時代的にも物語設定的にもそう珍しくはなく、そんな驚愕の表情を見せなくても……。(ハイ、そんなツッコミは野暮ですね(^_^;))
※ハイ、今回は(も)時間切れです! 以下、ひと言だけでも感想を添えるかも……。

お館様の登場に鬼殺隊・柱の九柱が並び勢揃い!
一番奥側には不死川サンの手によって、炭治郎が押さえられています(^_^;)

謁見の口上は不死川サンが真っ先に買って出ました。
前回目立っていた恋柱・甘露寺ちゃんもしたかったようで、残念そうな描写も(笑)

炭治郎、心の呟きながら不死川サンを的確にディスってます(笑) お館様の返答は?

お館様の返答は炭治郎達を容認していたこと、それを皆にも認めて欲しいというものでした。
しかしながら、鬼殺隊・柱の面々は殆どがかなり根強い反対の意見でありました!

個々の意思表明は、濃い各柱の独特表現ながらも、絶対的・滅殺な考えであるようです。

なかでも一番の熱量をもって認めない不死川サン!
「鬼を滅殺してこその鬼殺隊」
「竈門・冨岡 両名の処罰を願います」
おそらくは鬼殺隊にとっては、鬼の滅殺が絶対的な存在理由になっているのでしょう。
不死川サンの入れ込み具合が、ここに至って気になりますねぇ……。

お館様より、届いた手紙の朗読が促されました!
「こちらの手紙は元柱である 鱗滝左近次様から頂いたものです」
「一部抜粋して読み上げます」
「――――炭治郎が鬼の妹と共にあることをどうか御許しください」
――この後、鱗滝さんのお館様への炭治郎と禰豆子についての直訴が続きます。

「もしも 禰豆子が人に襲いかかった場合は 竈門炭治郎及び――――…」
「鱗滝左近次 冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します」

炭治郎の視線の先には、とっくの以前に腹を切る覚悟完了の義勇さん……!

さすがの竈門家・長男も、その深く覚悟ある慈愛に、涙腺が耐えられませんでした。

二人の柱の言うことは正に正論! それに対するお館様の返答は……

「確かにそうだね」 「人を襲わないという保証ができない 証明ができない」
「ただ」
「人を襲わないということもまた 証明ができない」

お館様の炭治郎黙認についての弁は続きます。次の案件が決定打のよう!
「それに炭治郎は 鬼舞辻と遭遇している」

想定以上に食い付く柱の面々(^_^;)
鬼殺隊・そして面妖な柱たちの視点においても、炭治郎の異質さが際立つ形になりました!

そしてやはりお館様は、色々と事情を把握した上で炭治郎を裏側で重用していた!

お館様の提言に、それでも自身の意見を曲げずに押し通す不死川サン!
血を流すほど食いしばる様は、それほど鬼に対する決死の想いがきっとあるのでしょう。

おもむろに自身を傷つける不死川サン!
「お館様…!! 証明しますよ 俺が」 「鬼という物の醜さを!!」

禰豆子に襲いかかる試練!!
血風剣戟冒険譚! これにて次号へと続きます!!