2017.03.05

「炭治郎に置いていかれてしまった焦りからなのか」
「丁寧に教えてもらっても上手く覚えられません」
「俺たちってほんとにダメだなって思います」
前回ラスト、炭治郎が「全集中・常中」を覚えて“カナヲちゃん越え”を果たし、すっかり焦ってしまい、再び深く落ち込む善逸&伊之助! ……といいますか、炭治郎が一人で修業している間、本当にただ遊び廻っている&ふて腐れていただけだったのね。結構な期間がありましたぞ? 善逸は奮起して、見えないところで単独訓練していたのだろうかと思っていたのに(^_^;)

「炭治郎君が会得したのは 全集中・常中という技です」
「全集中の呼吸を四六時中やり続けることにより 基礎体力が飛躍的に上がります」
しのぶさん、炭治郎との距離感が毎度ながらめっちゃ近い近い(^_^;) 思春期お年頃の男子にとって、二歳上のお姉さんの自然なスキンシップには、意識させられて石頭・堅物の炭治郎でも、思わずドギマギしてしまうものなのでしょう(^_^)

伊之助大奮起!
伊之助の本来は扱いづらい気性を既に把握済みなのでしょうか、しのぶさん、言葉巧みに煽りまくっております(笑) 確か炭治郎も天然に伊之助を煽っていたことがありましたが、戦略的(教育的戦略?)なのが、しのぶさんらしいところなのかも。

善逸大奮起!
しのぶさんほどの女性から見ては、きっと善逸はチョロ過ぎなのでしょうね(^_^;)
コロコロ転がされる善逸でした(笑)
※さてはて、毎度の時間切れです! 以下、ひと言だけでも感想を添える予定……!!
(ずっと感想が出来ていません(^_^;) 書きたいこと一杯あるのに、ふがいなし!)
2017.02.26

今話の扉はCカラー!
炭治郎とカナヲちゃんの追いかけっこが描かれていました!!
さらっと早期にコミックス5巻の表紙が義勇さんであることも明かされましたが、なかなか公式ジャンプコミックスページにて大きい画像が公開されませんね。まあ来週末には実本が手に入りますので、それまでのんびり楽しみに待つことにしましょう(^_^)

さて、「機能回復訓練・後編」となる、本編の状況です。
「全っ然できない」「できなーい!!」
“全集中の呼吸”の常時発動という、とても厳しくつらい修業に突入した炭治郎!
「耳から心臓がまろび出たかと思った」という、常人には到底経験し得ない感覚に襲われているようです(^_^;)
頑張れ、頑張れ!! 炭治郎!!!

「炭治郎さん 毎日頑張っているね」
「うん」
「おにぎり 持って行ってあげようよ」
「そうだね」「あと瓢箪も」
――という流れで、三少女からおにぎりと共に瓢箪が差し入れされたのでした。
……瓢箪?
※さてはて、毎度の時間切れです! 以下、ひと言だけでも感想を添える予定……!!
(ずっと感想が出来ていません(^_^;) 書きたいこと一杯あるのに、ふがいなし!)

















2017.02.19

今話の扉は、蝶屋敷で療養中の善逸のモノローグからでした。
「俺 今すごい手足が短いの」 「蜘蛛になりかけたからね」
「薬をたくさん飲んでお日様の光 たくさん浴びて治療中」
「後遺症は残らないって」
「完全に蜘蛛にされちゃった人達は 人間に戻れても後遺症が残るかもしれないみたい」
「悲しい」
善逸は後遺症も残らないことが明言されましたし、無事に完全復活を遂げそうですね。
「薬を飲むこと」はもちろん、「お日様の光」も“蜘蛛鬼の毒”には有効らしいそうで、これは何とも説得力(?)がある治療法だと感じました。完全蜘蛛化された人達は「後遺症が残るかもしれない」レベルらしいですね。善逸でさえも「死」か「重篤な後遺症」を覚悟していましたので、言い方は適切ではないかもしれませんが、きっと不幸中の幸いにあたることなのでしょう。モノローグ最後の「悲しい」が、彼の深い心根の優しさが伺えますよね……。
ハイ、善逸の(良い)見せ場は冒頭まで!
すぐに女性に対して極端に振り切れた、善逸節が全開 となります!!(^_^;)
※さてはて、またもや時間切れです! 以下、ひと言だけでも感想を添える予定……!



















2017.02.12

前回は超個性派揃いの鬼殺隊・柱をまとめる“お館様”が締めとなりました!
「鬼殺隊当主 産屋敷 輝」
「彼の声音 動作の律動は 話す相手を心地良くさせる」
「現代の言葉では それを1/fゆらぎと言う」
「カリスマ性があり 大衆を動かす力を持つ者はこの能力を備えている場合が多い」
……と、鬼殺隊における後進の炭治郎、先達の不死川サン・小芭内サンをやんわり窘めたところで、満面笑みのしのぶさんが前面に! 炭治郎に対する名前の呼び方が後輩に向けて丁寧な「竈門君」となっていて、前回の応対からとても思いやりを感じるものとなっています。初登場時の印象はとてもアレだったハズが、これはいったいどうしたことでしょう?(きっと濃すぎてアレ過ぎな新登場柱たちの所為ね(^_^;))
さて、鬼殺隊中枢メンバーたち本題となる「柱合会議」を始めようとしたところ……。
炭治郎、超ゴネる!(笑)
いまや唯一となった肉親である禰豆子(現在:鬼っこ)が絡みますと、どうにも冷静な行動が取れないようです(^_^;) 隠(カクシ)の面々が必死にその場から連れだそうとしますが、頑固・物理的に頭が固い炭治郎は簡単には動きません(笑)
※ハイ、またもや時間切れです! 以下、ひと言だけでも感想を添える予定……!

















2017.02.07
※ほんのちょこっとですが、過去記事に追記したので上げちゃいます!

前回の引きはお館様の説得(?)にも、禰豆子醜鬼説を証明せんとする不死川サン!
自らの腕を刀で切りつけ、禰豆子が入っている箱へ血を滴らせました! 衆目中の試練!!
「不死川 日なたでは駄目だ」 「日陰に行かねば 鬼は出て来ない」
……これは確かに、ごもっともなことです(^_^;)
「お館様」 「失礼 仕る」
不死川サンはお館様の居る屋敷内側へ、禰豆子の箱と共に瞬時に移動を果たしました!

「禰豆子ォ!!」
お館様が鎮座する屋敷内のかなり奥の方、直接は陽光が届かない場所まで移動した上で、不死川サンは“霧雲杉”で出来た禰豆子入りの箱へ刃を向けました。思わず叫ぶ炭治郎! 直接的に頸を斬り落とされる以外に死には直結しないハズですが(傷も残らない)、これは、そういった頭では判っているであろう理屈を超えた、炭治郎の心からの叫びなのでしょう。自身の痛みにはどこまでも堪えることが出来たとしても、実妹の痛ましい場面には、危うく脆いほどの悲痛な面持ちを見せる、竈門家・長男の炭治郎でありました!
※ハイ、今回は(も)時間切れです! 以下、ひと言だけでも感想を添えるかも……。

独特な体勢で炭治郎を押さえ付ける伊黒小芭内サン! これも蛇柱が持つ能力の一端だったりして……。
不死川サンは、ドスドスと禰豆子が入った木箱ごと串刺しにします。この場面はツライ――!

自身が切りつけられた上に、目の前に鮮血! これは興奮状態に陥っているようです。

炭治郎を気遣うしのぶさん! 「竈門君」という呼び方はとても新鮮。以前にしのぶさんに対して「アレな」扱いしてゴメンナサイ(^_^;) 新たに登場した他の柱の面々がアレ過ぎることもありますが、しのぶさんがまるで聖女のように映ります(笑)

自身が危険でも、いまや「生殺与奪の権」を他人に委ねる炭治郎ではありません。
ブチブチと血管が切れそうな勢いで力む炭治郎! その姿にキュンと来る恋柱さんの異様さよ(^_^;)

炭治郎を押さえていた小芭内サンの腕を掴む義勇さん!
……なんでしょう、とても良い場面のハズなのに、表情すら無口過ぎる故にシリアスな笑いが(^_^;)

ある意味、かなりな極限状態に陥っていた禰豆子ですが、炭治郎の呼びかけに反応します。

プ イ ッ 今回の副題でもありますね。禰豆子カワイイ(^_^)

フンフンと鼻息を荒くしている禰豆子もカワイイ(笑)
期せずして、「禰豆子が人を襲わないことの証明」を助けた不死川サンでした。

自身の行動を妨げられた手前、面白いハズもない小芭内サン。
その意図を問う言葉に、例によって無口で押し通す義勇さん。 これは嫌われる(^_^;)

要所に入るお館様の発言は、穏やかながらも的確が過ぎますよね。
(集まった鬼殺隊・柱の面々が、奇人変人過ぎますから、きっとこれは高難度な至難の業(^_^;))

実は「十二鬼月」をほぼ倒す場面まで肉薄していた炭治郎です。出世して欲しいですよね。

お館様の声でテンションが必要以上に上がっちゃった? 鬼殺隊の存在意義を終わらす炭治郎jの宣言です(^_^;)

やんわり炭治郎を窘めるお館様。といいますか、対十二鬼月が目標というのはかなりハードル高い!
そして要所に容赦なく判断を迷うナレーションをぶっ込んで来る恋柱さん(笑)

この辺りの流れ、初見時には良く判らなかったのですよね。どうも炭治郎のあまりにも先走った発言や反応に、笑いを堪えている場面のようなのですが、そもそも柱の面々にそういった常識・一般的(?)な感覚があるものなのでしょうか? 更に炎柱サンと霞柱サンがずれてる感じが、もう収拾つかない感じでもうもう(^_^;)

これまで見たことの無い炭治郎の恥じ入る表情!
組織内部のやんちゃ(?)な後進を戒めると共に、過ぎて咎める先達にもご指導です。


鬼殺隊当主 産屋敷 輝哉
耳に響く声音というのは、そのまま意味をも受け取って、心にも直結するのかもしれません。
鬼殺隊・当主の存在感が際立つ回でありました!

前回の引きはお館様の説得(?)にも、禰豆子醜鬼説を証明せんとする不死川サン!
自らの腕を刀で切りつけ、禰豆子が入っている箱へ血を滴らせました! 衆目中の試練!!
「不死川 日なたでは駄目だ」 「日陰に行かねば 鬼は出て来ない」
……これは確かに、ごもっともなことです(^_^;)
「お館様」 「失礼 仕る」
不死川サンはお館様の居る屋敷内側へ、禰豆子の箱と共に瞬時に移動を果たしました!

「禰豆子ォ!!」
お館様が鎮座する屋敷内のかなり奥の方、直接は陽光が届かない場所まで移動した上で、不死川サンは“霧雲杉”で出来た禰豆子入りの箱へ刃を向けました。思わず叫ぶ炭治郎! 直接的に頸を斬り落とされる以外に死には直結しないハズですが(傷も残らない)、これは、そういった頭では判っているであろう理屈を超えた、炭治郎の心からの叫びなのでしょう。自身の痛みにはどこまでも堪えることが出来たとしても、実妹の痛ましい場面には、危うく脆いほどの悲痛な面持ちを見せる、竈門家・長男の炭治郎でありました!
※ハイ、今回は(も)時間切れです! 以下、ひと言だけでも感想を添えるかも……。

独特な体勢で炭治郎を押さえ付ける伊黒小芭内サン! これも蛇柱が持つ能力の一端だったりして……。
不死川サンは、ドスドスと禰豆子が入った木箱ごと串刺しにします。この場面はツライ――!

自身が切りつけられた上に、目の前に鮮血! これは興奮状態に陥っているようです。

炭治郎を気遣うしのぶさん! 「竈門君」という呼び方はとても新鮮。以前にしのぶさんに対して「アレな」扱いしてゴメンナサイ(^_^;) 新たに登場した他の柱の面々がアレ過ぎることもありますが、しのぶさんがまるで聖女のように映ります(笑)

自身が危険でも、いまや「生殺与奪の権」を他人に委ねる炭治郎ではありません。
ブチブチと血管が切れそうな勢いで力む炭治郎! その姿にキュンと来る恋柱さんの異様さよ(^_^;)

炭治郎を押さえていた小芭内サンの腕を掴む義勇さん!
……なんでしょう、とても良い場面のハズなのに、表情すら無口過ぎる故にシリアスな笑いが(^_^;)

ある意味、かなりな極限状態に陥っていた禰豆子ですが、炭治郎の呼びかけに反応します。

プ イ ッ 今回の副題でもありますね。禰豆子カワイイ(^_^)

フンフンと鼻息を荒くしている禰豆子もカワイイ(笑)
期せずして、「禰豆子が人を襲わないことの証明」を助けた不死川サンでした。

自身の行動を妨げられた手前、面白いハズもない小芭内サン。
その意図を問う言葉に、例によって無口で押し通す義勇さん。 これは嫌われる(^_^;)

要所に入るお館様の発言は、穏やかながらも的確が過ぎますよね。
(集まった鬼殺隊・柱の面々が、奇人変人過ぎますから、きっとこれは高難度な至難の業(^_^;))

実は「十二鬼月」をほぼ倒す場面まで肉薄していた炭治郎です。出世して欲しいですよね。

お館様の声でテンションが必要以上に上がっちゃった? 鬼殺隊の存在意義を終わらす炭治郎jの宣言です(^_^;)

やんわり炭治郎を窘めるお館様。といいますか、対十二鬼月が目標というのはかなりハードル高い!
そして要所に容赦なく判断を迷うナレーションをぶっ込んで来る恋柱さん(笑)

この辺りの流れ、初見時には良く判らなかったのですよね。どうも炭治郎のあまりにも先走った発言や反応に、笑いを堪えている場面のようなのですが、そもそも柱の面々にそういった常識・一般的(?)な感覚があるものなのでしょうか? 更に炎柱サンと霞柱サンがずれてる感じが、もう収拾つかない感じでもうもう(^_^;)

これまで見たことの無い炭治郎の恥じ入る表情!
組織内部のやんちゃ(?)な後進を戒めると共に、過ぎて咎める先達にもご指導です。


鬼殺隊当主 産屋敷 輝哉
耳に響く声音というのは、そのまま意味をも受け取って、心にも直結するのかもしれません。
鬼殺隊・当主の存在感が際立つ回でありました!
2017.01.29

前回の引きはその姿を見せた鬼殺隊・お館様に対して驚きの表情を見せる炭治郎!
――まさかの見知った顔だったのでしょうか? その正体はいかに……と、次回(今回)が待ち遠しかったのですが、あっさり堂々と表紙にその姿を見せたのでした(^_^;)
「お早う皆(みんな)」 「今日はとてもいい天気だね」
「空は 青いのかな?」
童女二人に手を引かれそのセリフからも、どうも盲目のようですね。

これまで“お館様”は、後ろ姿や顔の下半分までの様子は見せていたのですが、真正面からの登場は今回がお初となりました。炭治郎が驚いた表情を見せたのは、ふつうに「異質な外見だった」からということのようです。もっとも炭治郎自身を含め、顔に傷がある人物は時代的にも物語設定的にもそう珍しくはなく、そんな驚愕の表情を見せなくても……。(ハイ、そんなツッコミは野暮ですね(^_^;))
※ハイ、今回は(も)時間切れです! 以下、ひと言だけでも感想を添えるかも……。

お館様の登場に鬼殺隊・柱の九柱が並び勢揃い!
一番奥側には不死川サンの手によって、炭治郎が押さえられています(^_^;)

謁見の口上は不死川サンが真っ先に買って出ました。
前回目立っていた恋柱・甘露寺ちゃんもしたかったようで、残念そうな描写も(笑)

炭治郎、心の呟きながら不死川サンを的確にディスってます(笑) お館様の返答は?

お館様の返答は炭治郎達を容認していたこと、それを皆にも認めて欲しいというものでした。
しかしながら、鬼殺隊・柱の面々は殆どがかなり根強い反対の意見でありました!

個々の意思表明は、濃い各柱の独特表現ながらも、絶対的・滅殺な考えであるようです。

なかでも一番の熱量をもって認めない不死川サン!
「鬼を滅殺してこその鬼殺隊」
「竈門・冨岡 両名の処罰を願います」
おそらくは鬼殺隊にとっては、鬼の滅殺が絶対的な存在理由になっているのでしょう。
不死川サンの入れ込み具合が、ここに至って気になりますねぇ……。

お館様より、届いた手紙の朗読が促されました!
「こちらの手紙は元柱である 鱗滝左近次様から頂いたものです」
「一部抜粋して読み上げます」
「――――炭治郎が鬼の妹と共にあることをどうか御許しください」
――この後、鱗滝さんのお館様への炭治郎と禰豆子についての直訴が続きます。

「もしも 禰豆子が人に襲いかかった場合は 竈門炭治郎及び――――…」
「鱗滝左近次 冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します」

炭治郎の視線の先には、とっくの以前に腹を切る覚悟完了の義勇さん……!

さすがの竈門家・長男も、その深く覚悟ある慈愛に、涙腺が耐えられませんでした。

二人の柱の言うことは正に正論! それに対するお館様の返答は……

「確かにそうだね」 「人を襲わないという保証ができない 証明ができない」
「ただ」
「人を襲わないということもまた 証明ができない」

お館様の炭治郎黙認についての弁は続きます。次の案件が決定打のよう!
「それに炭治郎は 鬼舞辻と遭遇している」

想定以上に食い付く柱の面々(^_^;)
鬼殺隊・そして面妖な柱たちの視点においても、炭治郎の異質さが際立つ形になりました!

そしてやはりお館様は、色々と事情を把握した上で炭治郎を裏側で重用していた!

お館様の提言に、それでも自身の意見を曲げずに押し通す不死川サン!
血を流すほど食いしばる様は、それほど鬼に対する決死の想いがきっとあるのでしょう。

おもむろに自身を傷つける不死川サン!
「お館様…!! 証明しますよ 俺が」 「鬼という物の醜さを!!」

禰豆子に襲いかかる試練!!
血風剣戟冒険譚! これにて次号へと続きます!!
2017.01.22

前回の引きは鬼殺隊本部に拘束され連れて来られた炭治郎、その前には“柱”たちが!
『柱とは 鬼殺隊の中で最も位の高い九名の剣士である』
『柱より下の階級の者たちは恐ろしい早さで殺されてゆくが彼らは違う』
『鬼殺隊を支えているのは柱たちだった』
しのぶさんが言うには「今から裁判を受ける」ことになるのだそう。炭治郎は鬼殺隊の十段階の階級は知っているようですが(自身が癸(みずのと)と名乗ってます)、“柱”の存在は判っていませんでした。那田蜘蛛山編で出逢った村田さんは知っていましたので、隠密な特別職という訳でもなさそうです。それだけ炭治郎がルーキー過ぎるのか、それとも村田さんが結構な経験豊富な上の階級だったのか。柱より下の階級は消耗部隊のような説明がありますので、生き延びるだけでも階級は上がり、意外とあり得ることだったりして(^_^;)
さてここからポンポンと新規登場の“柱”の面々が紹介されて行くのですが、あまりに濃いキャラたちで改めて触れるとなるとキリがありません(^_^;) 一度別枠記事にしていますので、そちらもご参照ください(笑)
■関連記事:「鬼滅の刃」 鬼殺隊・“柱” 九名の剣士のお名前おさらい!

炭治郎を前にした“柱”たちの反応ですが、人に対して絶対的敵である鬼を庇った鬼殺隊員ですから、隊律違反であろうことは明確です。ではあるのですが、まったく取りつく島もないほどの断罪振りで速攻に死罪判決です(^_^;)
「禰豆子!!」
どうにも風前の灯火らしいことを悟った炭治郎、その状況にいても真っ先に心配するのが鬼となっている妹のこと、そして善逸に伊之助……村田さんのことまで! 出逢ったばかりの先輩隊士のことも忘れてはいませんでした。この辺りが優しく情の深い炭治郎らしいですよね……。村田さんの無事(セクシー姿で)は確認されていますので、証言役として再登場するのかも。

蛇柱・伊黒 小芭内!
「胡蝶めの話によると 隊律違反は冨岡も同じだろう」
「どう処分する どう責任を取らせる どんな目に合わせてやろうか」
ハイ、以前の記事作成をきっかけに辞書登録をしましたので、柱たちのお名前はスムーズに変換出来るようになっています(笑) ところで蛇柱・伊黒小芭内さんの言動ですが、どうも隙あらば義勇さんを陥れたかった感があります(粘着質らしく誰に対してもそうかもしれませんが)。その言に対して押し黙ったままの義勇さん。「口下手で嫌われている」という原作者・吾峠先生からの公式なコメントがあったのですよね……(^_^;)

「冨岡さん 離れた所に一人ぼっち 可愛い」
……初見の際はそこまで気に掛けなかったセリフですが、今となってはリアル過ぎて、義勇さんに対して胸が痛むようなセリフです(^_^;) そして前回まで義勇さんとバチバチと火花を散らしていたように感じたしのぶさん、さらりと“口下手ぼっち”(失礼!)の義勇さんをさりげなくフォローしてくれているように感じますね。

「隊律違反は冨岡も同じ」
小芭内さんの言葉、そして柱間から漂う空気に責任を感じる炭治郎。せめて彼が義勇さんに変わり弁明をしないといけませんが、顎が割れているせいで咳き込んでしまいました。(蝶子さんのキックが原因です(^_^;))

「水を飲んだ方がいいですね」
「顎を痛めていますからゆっくり飲んで 話してください」
アレで異様な他の柱たちとのギャップがあるのか、妙にしのぶさんから優しさを感じます。……でも正直なところ、前回までのアレな印象が全開だった彼女からは、飲食物は受け取りたくないですよね。鎮痛薬が入っているとのことですが、それ以外にも何かが混入されていそうです(^_^;)

「………俺の妹は鬼になりました」
「だけど人を喰ったことはないんです」「今までも これからも」
「人を傷つけることは絶対にしません」
ようやく弁明に転じた炭治郎。しかしながら厳しい立場であることは理解しているようです。

「くだらない妄言を吐き散らかすな」 「そもそも身内なら庇って当たり前」
「言うこと全て信用できない 俺は信用しない」
物言いがネチネチしているだけで、発言は至極まっとうな蛇柱・小芭内さん。
「あああ……鬼に取り憑かれているのだ」
「早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう」
ええと、きっと、この人が一番ヤバイですよね? 岩柱・悲鳴嶼 行冥さん。哀れみ涙を流しながらも、問答無用でとにかく炭治郎を殺そうとしています(^_^;)

「聞いてください!!」
「俺は禰豆子を治すために剣士になったんです」
「禰豆子が鬼になったのは二年以上前のことで その間禰豆子は人を喰ったりしてない」
まともに言葉は通じそうにないながらも、必死に訴える炭治郎!

「あのぉ でも疑問があるんですけど…」
「お館様が このことを把握してないとは思えないないです」
「勝手に処分しちゃっていいんでしょうか?」
「いらっしゃるまでとりあえず待った方が…」
無言で恋柱・甘露寺 蜜璃ちゃん(とりあえず“柱”の呼び方も試行錯誤中です(^_^;))の発言に聴き入る柱たち。まあ正論でもありますよね。まだ具体的に示されてはいませんが、鬼殺隊員に伝令を行うのが鎹烏でしたら、当然のようにその後の報告も受けているのではないでしょうか? 炭治郎についた鎹烏は禰豆子のことも把握しているでしょうし、何らかの形で情報は本部まで届いているのだろうかと思います。

「鬼を連れてた馬鹿隊員はそいつかいィ」
九人は居るという“柱”の最後の一人が登場! 風柱・不死川 実弥!!
禰豆子が入っている箱を片手に現れました。“隠”(カクシ)の面々は困った様子です。

「不死川さん 勝手なことをしないでください」
うーん、繰り返しになりますが、しのぶさんがどうも炭治郎寄りのように感じますよね。管轄していた自身の範疇をズケズケと乱されたのを嫌がってもいるのかもしれませんが、甘露寺蜜璃ちゃんから見ても「怒っているみたい」のは「珍しい」のだそう。日光が射す明るい空の下に禰豆子が入った箱を掲げられて、炭治郎も気が気では無かったことでしょう。

「鬼が何だって? 坊主ゥ」
「鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ?」「そんなことはナァ」
「ありえねぇんだよ馬鹿がァ」
まさかのいきなり箱に刀を突き刺す不死川 実弥!
突発敵でとても乱暴な実力行使に、顔を曇らせる義勇さんにしのぶさん。ついでながら一番大きく反応を見せたのが甘露寺蜜璃ちゃんでした。

箱内部から血が滴り落ちるのを見て、激高する炭治郎!
「俺の妹を傷つける奴は」
「柱だろうが 何だろうが 許さない!!」
そう簡単には死なない鬼になったとはいえ、痛覚はしっかり残っています。いえ、やはりそれ以前に竈門家の長男として、目の前で妹を傷つけることを見過ごす訳には行きません!
生殺与奪の権を他人になど握らせはしない!

ガ ッ
後ろ手に縛られながらも、振るう刃を飛び越えて頭突きをかます炭治郎!
鼻血を吹き出していますが、読者視点としては遙かに不死身性の高い鬼ですら気を失いそうになる炭治郎の石頭です。お名前から、こちらも簡単には死ななそうな不死川サンですが、それでも気の毒になるような一撃です(^_^;)

「すみません」
その様子を見て、吹き出す(?)甘露寺蜜璃ちゃん(^_^;)
表情までは伺えないのですが、流れ的には最下級の剣士に対して醜態を晒してしまった柱の不死川サンに、思わず吹き出してしまったように映ります。しかし微妙にそういうキャラでは無いようですし、二人の様子に見境無くキュンキュンしているのかもしれません(^_^;) それと、また柱全員が彼女に注目しているのですよね。後方にいる男性四人の柱は位置的にはおかしく無いのですが、女性のしのぶさんは炭治郎たちの居る方向からわざわざ振り向いているように映ります。彼女の何らかの能力(呼吸?)が発動しているのでしょうか? まあ男性陣が良い口実として、彼女の胸元を覗いているという不謹慎なことは無いのでしょうが(笑)

「冨岡が横から口を挟んだとはいえ 不死川に一撃を入れた」
“柱”に最下級の鬼殺隊員が一撃を入れるということは(柱に取っては柱以外の階級の上下はもうあまり関係ないのかもですが)、目を見張るべき出来事なのでしょう。もっとも風柱・不死川実弥サンは、傷を負う戦闘スタイルのようですので、意識してのガードは柱のなかでもかなり緩い方なのかもしれません。この辺りの物語中における力関係の描き方は、吾峠先生は本当にしっかりしてますよね……。

「善良な鬼と悪い鬼との区別つかないなら」
「柱なんてやめてしまえ!!」
縛られた後手に禰豆子が入った箱を引き寄せ、啖呵を切る炭治郎! 意志の強さと共に、しっかりその奥には妹を思う優しさをも見せる炭治郎です。あと「善良な鬼と悪い鬼の区別」というのは、炭治郎ならではの概念ですよね。“柱”というか鬼殺隊に取っての鬼は、「善悪の区別」なんてありません。ただ「悪鬼滅殺」というだけです。炭治郎のなかでは、この「善良な鬼」という物言いは、珠世様や愈史郎のことも入っているのでしょうね。

「てめェェ…」「ぶっ殺してやる!!」
……うーん、先ほどフォローするような書き方もしましたが、風柱・不死川サンはどうにも行動や言動が、いまひとつ小物っぽいのですよね(^_^;) ただ今回の件で炭治郎と因縁が出来ましたし、後々何らかの形で物語に大きく関わって行く柱の一人となるのかもしれません。途中で事態は中断しましたが、某猪仮面のように「戻って来たら 絶対殴るからな」とでも捨て台詞を吐きそうです!(あれ……、もしかしてアレって伏線だった?(^_^;))

「お館様のお成りです」
「よく来たね」「私の可愛い剣士(こども)たち」
ついに鬼殺隊・本部が長、親方様が炭治郎の前に登場しました! 炭治郎や禰豆子に対する裁判の行方も気になりますが、それ以上に鬼殺隊の全容が解明されて行くのであろう、今後の展開にワクワクが止まりません!! 振り向いた瞳に映ったお館様に、驚きの表情を見せる炭治郎。んん!? これは見知った顔ということなのでしょうか?
急展開を見せる次号、続きが気になります!(あと数時間後ですね(^_^;))